第3回 クリエイター通信


皆さんこんにちは!戦国炎舞 -KIZNA- クリエイティブチームです。

クリエイター通信、第3回目の今回は4/2(木)にリリースされた新シリーズカード「天下覆す雄傑」についての情報です。


新シリーズのテーマやカードの制作秘話について、たっぷりご紹介しますので、ぜひご覧ください♪


1.   「天下覆す雄傑」の世界観

今回のシリーズでは、革命児・織田信長亡き後の世で天下を懸けて争った雄傑たちを中心に選定しました。

信長の側近として長年重用されながらも、最後には主君を討つことを選んだ明智光秀や、信長亡き後の大混乱の中、巨大な一手を放って一気に天下を掴み取った豊臣秀吉、人質時代から長年の苦境に耐え続けて最後に天下を手にした徳川家康など、選定された人物たちの境遇を「天下覆す」という言葉に込めています。

2. [嘗胆賢能]明智光秀の制作秘話

最初にご紹介するのは、主君である信長を討ち、秀吉と家康の天下統一戦を引き起こした明智光秀
「反逆者」や「裏切り者」のイメージが強い光秀。忍耐力に富み、正義や秩序を重んじる人物とも伝わっていますが、一方で計略と策謀の達人とも言われる人物ですので、今回は「理知的で冷徹な人物」として設定しました。
4段階目(LG)のカードでは、「敵方に人質として差し出した母を殺された」という逸話を元に、画面全体に走る稲妻と表情で、光秀の激しい怒りを表現しています。
また、限界突破4段階目でのイラスト変化では、信長と共に燃え朽ちる本能寺を地獄の業火を連想させる紫色の炎と共に表現しました。
乱世の主導者とも秩序の破壊者とも評される信長を討った光秀は、逆賊なのか英雄なのか…冷たい表情で虚空を見据える光秀の心境と合わせて考えてみるのも、面白いかもしれませんね。


3. [承継日輪]豊臣秀吉の制作秘話

次にご紹介するのは、伝説の中国大返しを皮切りに、信長亡き後の混乱の世を治めた豊臣秀吉
1~3段階目(SSR)では、秀吉の馬印である「千成瓢箪」を模した着物の袖や、実際に使用していたとされる「馬蘭後立て兜」の装飾をアレンジした髪飾りなど、秀吉にちなんだモチーフを取り入れています。
限界突破4段階目でのイラスト変化では、争いのない豊かな国をイメージした稲穂の海の中を進む姿を、秀吉のイメージカラーである黄金色と共に表現しました。
また、秀吉には「自身を八幡神として神格化するように遺言を残した」という逸話があるので、背後に八幡神の一柱である神功皇后を、女神として顕現したイメージで配置しています。
優雅に微笑む秀吉が手を差し伸べる先にいるのは、果たして…?
相手はぜひ、想像してみてください♪

4. [救民英明]徳川家康の制作秘話

先ほどご紹介した豊臣秀吉と、天下を懸けて争った徳川家康
家康の肖像画には、橙色が多く使用されているため、限界突破4段階目でのイラストでは、緑色を家康のイメージカラーとして取り入れました。
また、泰平の世に民を導くイメージを、家康の神号である「東照大権現」を思わせるような光背を背負った姿で表現しています。
家康には「鷹狩りを好んでいた」という逸話もあり、駿府城の銅像の手にも鷹が留まっています。そんな逸話を取り入れ、傍らに鷹を一羽、寄り添うようにして羽ばたかせているのはお気付きでしょうか♪

5. [威風勁槍]加藤清正の制作秘話

秀吉子飼いの将の一人として有名な加藤清正
清正といえば、虎退治の逸話だったり、「賤ヶ岳の七本槍」として名高い槍使いの名手であったりと、武勇についてのエピソードが多い人物ですので「意志が強く勇敢な人物」として設定しました。
併せて、熊本県では「清正公」として絶大な人気を集める人物でもありますので、勇敢な中にも魅力溢れるキャラクターになるよう、注意して設定を進めました
こちらのイラストでは「激闘の最中に十文字槍の刃が折れて、片鎌の形状になった」という逸話をもとに、折れた刃の破片が描かれています。ぜひ探してみてください♪

6. [雄途灼躍]井伊直政の制作秘話

最後にご紹介するのは、徳川四天王の一人、井伊直政
武田遺臣を中心に編成された赤備え隊を率いて戦功を挙げ、天下に名を馳せた直政。敵味方問わず苛烈に接する姿から「赤鬼」と畏怖された人物ですので「勇ましくも、どこか冷たい雰囲気を纏う人物」として設定しました。
限界突破4段階目でのイラスト変化では「関ヶ原の戦いで島津豊久を討ち取る場面」を表現しているため、冷たい雰囲気から一転、迫力ある表情と構図に変化しています。
「島津の退き口」と呼ばれる「捨て奸」の戦法を用いた島津軍。死を覚悟して退路を塞ぐ豊久に、正面から向かっていく直政の鬼気迫る迫力を、燃え盛る炎で表現しました。さらに直政の滾る闘志を、直政の代名詞である「赤鬼」の姿で具現化させています。


いかがでしたか?今回ご紹介する情報は以上です!
次回もお楽しみにお待ちください♪