クリエイター通信第12回目は、社内で活躍しているイラストレーターさんにスポットを当ててご紹介していきます。
経歴や制作工程、カード制作の裏側など普段は知ることのできない貴重な情報をお届けしていきますので、ぜひご覧ください!
1. 紹介イラストレーター
今回はYUIZOHさんのコメントをご紹介します。
【絵を描き始めたきっかけ】
弱小高校サッカー部に所属したものの、あっさりと最後の大会を敗退して受験という文字が頭をよぎりましたが、偏差値が超低空飛行だったために学力がいらない事を探し始めた事がきっかけです。
【簡単な経歴】
浪人して美大に入ったのですが、あまりに自分は向いてない事に気づき大学院に行く事は諦めて就職を決めましたが、まだガラケー時代でアプリが無くイラストレーターとしての道は険しく思えて最初は絵コンテの会社に入りました。
その後アプリが一気に増えてイラストレーターとしての仕事が増え、それを機にイラストレーターになりたい!と思い転職しました。
【描くときに気にしている事】
イラストはそれのみでしか伝える事が出来ないので、なるべくそのイラストの物語性を一枚に詰め込みたいと思っています。
2. お気に入りのイラスト
猫カードの寺玖洲(でらっくす)です。プランナーが「猫のカードが欲しい!」と席に来て言い出したので描いたものになります。
思いっきりふてぶてしい猫を描いてやろうと思って描きました。
この時も勝手に城内に侵入して連れ出されるという設定を自分で考えて提案して実現しました。
猫のもふもふをいかに出すかを考えていました!
3. 完成までの工程(曹操)
今回は曹操のラフから完成をざっくり紹介していきたいと思います。
蒼天航路という漫画が好きで、曹操の人物像が勝手に固まってしまっていたのと、こんな有名武将(智将ですが)を任されてしまった!というところで不安がありつつも、かっこいいイラストにしよう!と意気込んでいました。
【大ラフ】
左が最初のラフで右がもう少し人物像を強めたものになります。
ここでかなり迷いました。
ここでほぼイメージを固めるので、このラフを何枚か描いてまた消してを繰り返していた記憶があります。
色んな人に意味ないラフだと言われますが自分にとっては大事なラフなんですよ!
【カラーラフ】
大体のイメージが固まったので、ラフをもとに大体のライティングや立体感、色などを付けていきます。
個人的にはここが一番楽しい作業かもしれません。
【描き込み作業】
個人的に楽しい時間が過ぎ去り苦しい時間になってきます。
まだちょっとキャラの大きさや小物の配置など迷いながら描いていますが、大体この辺で決めにかかって描き込みを進めています。
足の裏どうしようってすごい悩んでました。
【完成】
曹操は初めて(動物以外で)戦国炎舞でカードイラストを担当させていただいたもので、非常に悩みながら描きました。(社内の他のイラストレーターさんにもよく相談していました笑)
いただいた指示書にはなかったのですが、机に足を乗っけているポーズにしていたり、曹操の人物をより強くしようと思い、設定チームの方とも相談しながら完成までもっていきました。
ぶどうを描くのがとても楽しかったです。
4. ユーザーの皆様へのメッセージ
戦国炎舞は色んなイラストレーターさんが色んなテイストでクオリティーの高いイラストを描かれているのでイラストレーターとしても勉強になりますし、いちユーザーとしても楽しんでいます!
今後とも色んなカードイラストを楽しんでいただければ幸いです!
いかがでしたか?今回ご紹介する情報は以上です。
今後クリエイター通信で紹介してほしいイラストレーターさんのご要望や応援も、まだまだお待ちしています♪
残念ながら、すべてのご要望にお応えすることは難しいのですが、可能な限りご紹介していきたいと思いますので下記のご意見フォームより、ぜひご要望をお聞かせください!
それでは、次回もお楽しみにお待ちください♪